このコースでは、日本百名城の一つ、八王子城跡から北高尾山稜を歩きます。八王子城は、日本五大山岳城にも選定されている標高460mの日本屈指の山城であり、山頂に祀られている八王子権現は八王子の地名の由来となっています。八王子城は、戦国時代末に北条氏により小田原城の支城として築城され、関東で最も強固な山城と言われていましたが、豊臣秀吉によって攻め落とされてしまいました。八王子城跡の落城をきっかけとして北条氏は滅亡し、秀吉は天下統一を成し遂げることとなり、八王子城は日本史上とても重要な史跡でもあります。八王子城跡の山頂から続く山道を進むと、標高566mの富士見台へ到着します。富士見台からは関東平野が一望することができ、彼方には新宿の高層ビル群や筑波山、小仏峠越しの富士山も望むことができます。ゴールは、童謡の「夕焼け小焼け」の発祥の地として知られる「夕やけ小やけふれあいの里」です。紅葉深まる美しい山里の景色に囲まれた施設で、「夕焼け小焼け」の歌碑や、うさぎ、モルモットなどと触れ合える牧場、採れたて野菜の直売所があり、このコースの入浴場所となる「おおるりの家」も施設内にあるので、気持ちのよい秋のハイキングの後は、のんびりと入浴とお買い物をお楽しみ頂けます!!
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